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| 錬金術ミニ事典 |
●項目名：ウィリアム・ホールウェイ
▼読み：ウィリアム・ホールウェイ
▼分類：人物
▼本文：＠16世紀のイギリスの錬金術師。バスの修道院長をしており、【トマス・チャーノック】に錬金術の秘密を伝授したといわれている。みずから【賢者の石】を製造し、修道院の壁の中に隠した。ところが、数日後に戻ってみるとそれが盗まれていたため、絶望のあまり放浪者となった。だが、賢者の石が盗まれたというのは彼の勘違いだったらしい。バスの修道院が解散し、壁が壊されたとき、そこからガラス容器が発見された。発見者はそれが何なのか知らず、☆堆肥☆｛たい/ひ｝の中に投げ込んだが、そうすると堆肥は赤く染まった。バスの人々はこの堆肥を畑にまいたが、その後はその畑では驚くほどに穀物が繁茂するようになったという。
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