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錬金術師の話
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錬金術ミニ事典
●項目名:トマス・ドールトン
▼読み:トマス・ドールトン
▼分類:人物
▼本文:@15世紀のイギリスの錬金術師。エドワード4世の郷士ジョン・デルビスの秘書官だったが、かつてある僧侶から大量の赤い【エリキサ】を譲り受けていた。そんなあるとき、あらぬ罪を着せられ、郷士トマス・ハーバードの手で国王の前に連れ出された。これを知ったデルビスはドールトンを救うため、彼が赤いエリキサで良質の黄金を作ったことがあるという秘密を国王に打ち明けた。だが、ドールトンは赤いエリキサがいろいろな問題を起こすことを恐れ、薬は湖に投げ捨ててしまったと国王に告げた。こうして、ドールトンが釈放されると今度はハーバードが彼を捕え、自分の城の牢獄に閉じ込め、赤いエリキサの秘密を聞き出そうとした。だが、ドールトンは最後までその秘密を語らなかったという。 

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