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| 錬金術ミニ事典 |
●項目名：ライムンドゥス・ルルス
▼読み：ライムンドゥス・ルルス
▼分類：人物
▼本文：＠13～14世紀ころのカタロニア（現スペインの北東部）の哲学者。「ラモン・ルル」ともいう。中世の最も重要な錬金術書『ルルスの聖典』ほか、数多くの重要な錬金術書を書き残し、後代の錬金術師に影響を与えた。しかし、実際にはこれらの著作はルルスの書いたものではなく、後代の偽作だという。ウェストミンスター大修道院長【ジョン・クレマー】の仲介で、イングランド王エドワード３世のために、錬金術によって22トンの卑金属を黄金に変えたという伝説がある。 （→【ドニ・ザシェール】）
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