|
錬金術ミニ事典 |
●項目名:ルドルフ2世
▼読み:ルドルフニセイ
▼分類:人物
▼本文:@16~17世紀の神聖ローマ帝国皇帝。錬金術師。オカルト学に非常な興味を持ち、名のある錬金術師、魔術師、占星術師を厚遇した。このため、彼の宮廷のあるプラハは当時のヨーロッパの魔術研究の中心地になっていた。晩年には皇帝みずからも錬金術の研究に没頭するようになり、人々はみな彼が【賢者の石】を持っていると信じていた。
皇帝の死後、その実験室から小さなレンガ型に鋳造された大量の金と銀、さらには灰色の粉末が発見されたが、人々は当然のようにその粉末は賢者の石であり、大量の金銀は賢者の石のよって作られたものと考えた。 (→【エドワード・ケリー】、【ミカエル・センディヴォギウス】)
|
|
|