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  フランボワイヤン・ワールド
モンスター解体新書
フランボワイヤン・ワールド・トップモンスター解体新書目次
 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。

カプリコーン
Capricorn

脊椎怪物 ほ乳類 半ヤギ半魚型 カプリコーン 体長:3m 草食性
■海で暮らすパンの子孫

 カプリコーンはギリシア原産の、半ヤギ半魚型のモンスターです。頭から前足までがヤギ、そこから後ろの部分が魚になっています。もともとは地上で暮らしていたパン(上半身が人間、下半身がヤギのモンスター)の仲間でした。これが、あるときから海の中で暮らすようになり、海で暮らしやすいように身体が変化してカプリコーンになったのです。しかし、カプリコーンの姿を見ていると、パンが変化したものというよりも、パンとマーメイド(人魚)の子孫ではないかと考えたくなります。それならば、ヤギの部分と魚の部分から、カプリコーンが生まれてきても不思議ではないからです。
 普段は海で暮らしているカプリコーンですが、よく晴れた日には海から突き出た岩場を見つけ、まるで岩登りをするヤギのように上の方まで登っていくことがあります。また、海の中では底の方を好んでいます。これは、尾ビレだけでなく、前足も一緒に使って移動できるからでしょう。上半身はヤギなので、いまでも大地を踏みしめて走り回るのが好きで、水の中を漂うように泳ぐのは性に合わないのかもしれません。
カプリコーンの解体新書
■カプリコーンの身体機能

 上半身がヤギ、下半身が魚のカプリコーンはヤギと魚の両方の機能を持っていると想像できます。普段は海底付近にいますが、ヤギの性格が残っているので、高い岩場が好きで、よく晴れた日には海から突き出た岩場に登り太陽を見ていることがあります。夜にも、岩場で山羊座を見ていることがあります。

①まぶた
 二重になっていて、海中にいるときは内側の透明な膜状のまぶたが目を覆い、外側のまぶたは使いません。

②肺
 上半身には肺があり、海から顔を出しているときは肺呼吸ができます。

⑨前足
 前足で海底を蹴って、ものすごい速さで進むこともできます.

④えら
 下半身の魚の部分にえらがあり、えら呼吸ができます。

⑤尾ビレ
 水中では前足を縮め、尾ビレを使って泳ぎます。
■カプリコーンの発生

 古代人はカプリコーンはパンが海に入って変身したと考えましたが、その姿を見ているとパンとマーメイドの間に誕生した子孫なのではないかと思えてきます。
■カプリコーンを型どった山羊座

 その昔、海に住むようになったカプリコーンをギリシアの神が天に昇らせると、それが山羊座になったといわれています。
(モンスター解体新書のイラストはすべて福地貴子さんが描いています。)
幻想動物学
 小説
イオの末裔
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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。

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