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フランボワイヤン・ワールド
モンスター解体新書
フランボワイヤン・ワールド・トップモンスター解体新書目次
 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。


ショクイン
Shokuin
燭陰

 脊椎怪物  は虫類  半人半蛇型  ショクイン  体長:4000km  肉食性
■世界を見守る長さ4000kmの蛇の王

 ショクインは中国で生まれた、長さが4000kmもある蛇のモンスターです。顔だけが人間で、目が縦に並んでおり、それ以外は真っ赤な蛇の姿をしています。それにしても、4000kmというのは長大すぎます。こんな蛇が動き回ったら、町や村どころか野や山まで無茶苦茶になりそうです。しかし、そんな心配はしなくてよさそうです。ショクインは決して動かないからです。ショクインは大きな山の麓に住み、山そのものに身体を巻き付け、顔だけ山の上に載せて世界を見ているのです。しかも、見ているだけではありません。季節の移り変わりをつかさどっているというべきなのです。というのは、ショクインが目を閉じると夜になり、目を開くと昼になるのです。また、ショクインは誰も気がつかないほどゆっくりと息をしていますが、その口から息が吹き出ると風が吹いて冬になり、息を吸い込むと夏になるのです。ところで、昼や夜、夏や冬を作るには相当なエネルギーが必要なはずです。まったく動かず、何かを食べている様子のないショクインはどうやってそのエネルギーを補給しているのでしょうか。このあたりの問題は十分に考えてみる必要がありそうです。
ショクインの解体新書
■ショクインの発光メカニズム

 開くと昼になるというショクインの目からは強力な光が発せられているにちがいありません。どんな仕組みになっているのか想像してみました。
 ショクインの眼球は発光機関として発達しすぎたために視覚はありません。頭部の後ろの数キロmの部分に多数の腺があり、そこで発光物質と発光酵素が作られているのです。これらの物質が眼球に送られ、眼球内で水と酸素と反応して、ものすごい光を発します。エネルギーの99.9%以上が光に変換されるようなロスの少ない仕組みになっています。
■ショクインの捕食活動と発熱処理

 大量のエネルギーを使うショクインはどこかでそのエネルギーを補給しているはずです。また、発生した熱を処理する仕組みもなければいけません。どうなっているのか考えてみました。
 ショクインは何万年も同じ場所で移動しなかったので、体は自然環境の中に完全に埋め込まれているように見えます。実はショクインの体からは数十m~数百mもある大蛇がまるで植物の根のように無数に生え出ており、これが活動して動物や昆虫を捕食します。こうして得られた栄養分が光を発するエネルギーになるのです。ショクインの体から出る体液は動物を引きつける臭いを持っており、食料は自然に集まってくるわけです。ショクインの体からは無数の植物が生え出ており、これが発光によって発生する熱の空冷システムになっていると考えられます。
(モンスター解体新書のイラストはすべて福地貴子さんが描いています。)
幻想動物学
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イオの末裔
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 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
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