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フランボワイヤン・ワールド
モンスター解体新書
フランボワイヤン・ワールド・トップモンスター解体新書目次
 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。


サラマンダー
Salamander

 脊椎怪物  は虫類  トカゲ型  サラマンダー  体長:15cm~20cm  肉食性
■体中に火をまとうトカゲ型モンスター

 サラマンダーはヨーロッパ原産の、大きさも形もトカゲによく似たモンスターです。住む場所以外はトカゲと同じといってもいいでしょう。というのは、サラマンダーは普通のトカゲと違い、火の中に住んでいるからです。そこで、サラマンダーのことを火トカゲと呼ぶこともあります。とくに高温の火が好きなので、燃え盛る溶岩が溢れているような活火山によく住み着きますが、家庭にある暖炉の炎の中に出現することもあります。面白いのは、いまから2000年前には、サラマンダーは大雨の日にだけ現れ、体温が冷たく、それに触れただけで火が消えてしまうという特徴があったことです。現在では、サラマンダーは火の中に住み、火を消すわけではありませんから、かなり大きな変化が起きたわけです。このことから、次のようなことが想像できます。昔のサラマンダーは火を消すほどの力があったといっても、数多くの外敵がいました。これらの外敵から逃げ回るうちに、火を消してしまうよりも、消さない方がいいということに気づき、ついに火を消さない程度に自分の体温を調節することを覚えたのです。これなら、サラマンダーがあえて火の中に住む理由も納得できます。
サラマンダーの解体新書
■サラマンダーの変態と火に燃えない布の作り方

 12世紀ころにアジアのどこかにいたプレスター・ジョンという人がヨーロッパ人に手紙を書いたといわれています。この手紙にサラマンダーの話題があり、次のような特徴があると書かれていました。サラマンダーはトカゲのようですが、卵、幼虫、繭、サラマンダーと成長します。サラマンダーが繭になったとき、この繭から糸を紡ぐと不思議な布ができます。サラマンダーと同じく、火に燃えない布です。
 この布にはほかの特徴もあります。この布で作った衣服は火に入れると汚れが落ち、洗濯の必要がないのです。
■サラマンダーの体液

 サラマンダーの体温が低いのは、角質の細かなウロコの間から常に特殊な体液を分泌しているからではないでしょうか。おそらく、体が氷のように冷たく、常に冷たい体液を分泌しているので、火力の弱い火ならば簡単に消せてしまうし、体液を調節することで自分の周囲の火だけを消すこともできるので、火の中でも生活できるのです。
■サラマンダーの唾液

 サラマンダーの口からはミルクのような唾液が出ますが、この唾液は一種の化学物質で、これに触れると人間の体毛は抜け落ち、皮膚がただれてしまいます。
(モンスター解体新書のイラストはすべて福地貴子さんが描いています。)
幻想動物学
 小説
イオの末裔
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 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
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イオの末裔
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