小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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脊椎怪物 |
ほ乳類 |
小人型 |
オーク |
身長:1m~1.5m |
肉食性 |
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■弱い者を好んで狙う野蛮なモンスター
オークはイギリスで生まれた、小人型のモンスターです。ファンタジー作家J.R.R.トールキンの創作で、『指輪物語』などに登場して有名なモンスターの仲間入りをしました。オークには比較的に体の大きなものや小さなものなど何種類かがありますが、どれも人間の子供くらいの大きさで、足は短く、腕は長く、分厚い皮膚を持っています。また、鼻は豚のような大鼻で、口からは牙を生やしています。光が嫌いなので、普段は奥深い洞窟の中で暮らしており、夜になると外に出て獲物を襲います。このときオークは走りますが、足が短いのに、大股でぴょんぴょんはねるように走るという特徴があります。また、オークが襲うのは、エルフやドワーフといった妖精たちのように、自分たちと同じくらいか、もっと小さな種族が多いようです。しかし、人間を襲うこともあります。オークたちはみな野蛮で、同じオークでも種類が違えば互いに食い合うほどなので、何をするかわからないのです。しかし、体が小さいので、巨大なモンスターほど恐ろしくないのは確かなので、戦いになったらできるだけ時間を稼ぎ、オークの嫌いな朝日が昇るまで持ちこたえれば、生け捕りにすることも可能です。 |
(モンスター解体新書のイラストはすべて福地貴子さんが描いています。) |
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