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フランボワイヤン・ワールド
モンスター解体新書
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
ナーガ
Naga

 脊椎怪物  は虫類  蛇型  ナーガ  体長:3m~2000m  雑食性
■神秘的な世界で神の力を持つコブラ

 ナーガはインドで生まれた、コブラの姿をしたモンスターです。コブラと同じように首の付け根のあたりが笠のように広がっており、強烈な毒を持っています。ただし、種類は多く、首が7本あるものや千本あるもの、上半身が人間の姿で下半身が蛇の姿をしているものなど、いろいろな姿をしたものがいます。こんな恐ろしげなナーガですが、その力が強大すぎるため、神聖なモンスターとしてあがめられています。ナーガたちはみな地下に住み、部族ごとに立派な王に支配されていますが、これらの王の力はとりわけ大きなものです。例えば、最も偉大なナーガはシェーシャという名で千の頭を持っていますが、その頭で大地を支えているといわれています。また、ナーガはその毒で敵を一撃で倒しますが、傷を癒す力があるので自分自身は不死身の力で守られているという神秘的な特徴もあります。ナーガたちの住んでいる地下世界も十分に神秘的です。ナーガの王たちはみな首の回りに輝く宝石をつけ、あたりを照らしているので、地下世界なのにすべてが光り輝いているからです。地下世界とはいっても、神のような力を持つナーガの世界は信じられないほど美しい世界なのです。
(モンスター解体新書のイラストはすべて福地貴子さんが描いています。)
幻想動物学

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