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フランボワイヤン・ワールド
モンスター解体新書
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
ホムンクルス
Homunculus

 脊椎怪物  ほ乳類  小人型  ホムンクルス  身長:50cm  雑食性
■あまりにもはかなくあまりにも純粋な人工人間

 ホムンクルスはヨーロッパで生まれた、人工的に作られた小人のモンスターです。ただし、恐ろしいモンスターではありません。科学技術によって作られたものなので、生まれたときから技術や知識を身に付けた理性的な存在だという特徴があります。ホムンクルスを作る方法については16世紀の錬金術師パラケルススが説明しています。それによれば、まずはじめに男子の精液を蒸留器の中に入れて40日間密閉しておきます。すると、蒸留器の中に非常に小さな、人間の形をした透明な生命が誕生します。次に、この生命体を毎日人間の血で養い、40週間馬の体内と同じ温度で保存します。これをうまくやると、最初透明だったものが人間の子供になるというのです。しかし、体の大きさは普通の子供よりはるかに小さく、寿命も数年間しかないようです。また、あまりにも純粋な存在であるため、無菌状態のガラス容器の中でしか生きられないという弱点があります。超自然的存在だという意味では確かにモンスターには違いないのですが、何だかかわいそうな感じもします。人に害をなさない存在であり、飼育するのも簡単ですが、安易に作らない方がいいでしょう。
(モンスター解体新書のイラストはすべて福地貴子さんが描いています。)
幻想動物学

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