小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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開闢演義 |
カイビャクエンギ |
小説 |
中国、明代(1368~1644)末の歴史小説。周游(しゅうゆう)の撰。全6巻80回。
原始の巨人・盤古(ばんこ)が体を伸ばしたことで天は高くなり、地は低くなり、さらにノミと斧を振って天地を完全に分離させたという天地開闢の物語から始まり、周の武王による殷の討伐までが扱われている。
黄帝の前の天帝であり、農業の神、医学の神でもあった炎帝神農(えんていしんのう)は、多くの薬草を実際になめてその効能を発見したといわれるが、どんな薬草の毒でも胃袋の中で解毒できた。だが、ムカデを食べた時は百本の足がそれぞれ虫になってあばれたために、その毒を解毒できず、ついに死に至ったというような古代の民間伝承なども含まれている。 |
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