小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
販売開始しました。 |
|
|
《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆（鬼塚サヤ）の孫として生まれた鬼塚宏樹（主人公＝私）は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のＫ市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
|
| 古鏡記 |
| コキョウキ |
| 小説 |
中国唐代初期の伝奇小説。全２２段。王度（おうたく）・作。『大平広記』２３０に「王度」という題で収録されている。
作者王度は師の侯生（こうせい）の臨終に際して愛用の鏡を譲り受けるが、その鏡は不思議な霊力を持っており、それによってさまざまな魑魅魍魎（ちみもうりょう）を退治する。のちに弟の勣（せき）が旅に出るというので、その鏡を貸すが、弟もまたこれによってさまざまな魑魅魍魎を退治するのである。しかし、最後には鏡は変化して消え去ってしまう。このようなあらすじの中で、鏡の持つ不思議な霊力のエピソードが次々と語られていくのである。 |
|
|