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フランボワイヤン・ワールド
中国神話伝説ミニ事典/図書編
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
司馬法
シバホウ
古典
 中国古代の兵法書。とくに重要な兵法書である武経七書(ぶきょうしちしょ)の一つとされている。『司馬穰苴兵法(しばじょうしょへいほう)』『古司馬法(こしばほう)』とも呼ばれる。
 春秋(しゅんじゅう)時代末期に斉(せい)の景公(けいこう)に将軍として仕えた田穰苴(でんじょうしょ)の兵法を百年後に斉の威王(いおう)が採用し、古くから斉に伝わる兵法を総合して『司馬穰苴兵法』という書を作らせたのだという。
 「司馬」というのは周代における軍を司る役職名で、田氏は大司馬の職にあったので司馬氏を名乗るようになったのである。
 『司馬法』は王者の徳と軍事を切り離せないものとして体系化するが、とくに戦争についてのはっきりした見方を示していることに特色がある。すなわち、戦争には良いものと悪いものがあり、不正義の戦争を止める良い戦争ならばしてもよく、平和のためなら人を殺してもよいのである。
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