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フランボワイヤン・ワールド
中国神話伝説ミニ事典/図書編
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
春秋公羊伝
シュンジュウクヨウデン
歴史書
 中国古代の歴史書『春秋(しゅんじゅう)』の解説書で、『春秋穀梁伝(しゅんじゅうこくりょうでん)』『春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)』とともに春秋三伝といわれる。漢代初期の成立。伝承によると、孔子(こうし)の門人・子夏(しか)が公羊高(くようこう)に口授したものが代々伝えられ、漢の景帝(けいてい)時代(前156~141)に公羊高五世の孫・公羊寿(くようじゅ)によって文字にされたという。
 成立後間もなくから、『春秋』を理解するための公式テキストとして採用され、漢代には政治方針を決定する重要なイデオロギーとされた。
 イデオロギーの中心にあるのは大義名分論で、その動機が正しければ、負けてもよいと考えられた。
 大義名分の基本には父祖・肉親の愛、民衆生活の安定などが置かれた。だから、暴君を討伐するのは正しかったし、父祖の仇は百年後にも討つべきだった。また、中国(中華)に対して異民族(夷狄(いてき))をさげすむ思想などが打ち出されているという特徴がある。
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