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フランボワイヤン・ワールド
中国神話伝説ミニ事典/図書編
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
神仙伝
シンセンデン
小説
 中国西晋(せいしん)時代に成立した仙人伝。全十巻。『抱朴子(ほうぼくし)』の著者として有名な葛洪(かっこう)(283~363)の作。道教の教祖として神格化されている老子(ろうし)、養生術の一種である房中術(ぼうちゅうじゅつ)の祖とされる彭祖(ほうそ)、現存最古の煉丹書(れんたんしょ)『周易参同契(しゅうえきさんどうけい)』を著した後漢末の神仙・魏伯陽(ぎはくよう)、中国最古の道教教団・五斗米道の開祖とされる張道陵(ちょうどうりょう)、『三国志』で有名な魏(ぎ)の曹操(そうそう)を翻弄した神仙・左慈(さじ)、不老不死の薬を作るための煉丹術の始祖とされる漢代の神仙・李少君(りしょうくん)、女仙人として有名な麻姑(まこ)など、総勢90人以上の仙人が紹介されている。
 それぞれの伝記の記述は、『列仙伝(れっせんでん)』よりはるかに詳細で、仙人たちがどのような経歴の持ち主で、どうやって仙人になったか比較的詳しく語られている。
 葛洪は『抱朴子』の中で、仙人になるには煉丹術によって不老不死の丹薬を作り、それを服用するのが一番だと主張している。『神仙伝』はその証明のために書かれた本なので、ここで紹介されている仙人たちは基本的に丹薬を服用して仙人になったとされている。
 現在に伝わる『神仙伝』は、紹介されている仙人の顔ぶれなど、すべてが葛洪が書いた当時と同じとはいえないようだが、平凡社の中国古典文学大系8の『神仙伝』には次の92神仙の伝記が載せられている。

・巻一:広成子(こうせいし)、老子、彭祖、魏伯陽。
・巻二:白石先生、黄初平、王遠、伯山甫(はくざんぽ)、馬鳴生(ばめいせい)、李八百、李阿。
・巻三:河上公(かじょうこう)、劉根(りゅうこん)、李仲甫(りちゅうほ)、李意期、王興(おうこう)、趙瞿(ちょうく)、王遙(おうよう)、李常在(りじょうざい)。
・巻四:劉安(りゅうあん)、陰長生(いんちょうせい)、張道陵。
・巻五:泰山老父(たいざんろうふ)、巫炎(ふえん)、劉憑(りゅうひょう)、欒巴(らんぱ)、左慈、壺公(ここう)、薊子訓(けいしくん)。
・巻六:李少君、孔元方(こうげんぽう)、王烈、焦先(しょうせん)、孫登(そんとう)、呂文敬(りょぶんけい)、沈建(しんけん)、董奉(とうほう)。
・巻七:太玄女(たいげんじょ)、西河少女(せいかしょうじょ)、程偉(ていい)の妻、麻姑、樊夫人(はんふじん)、厳清(げんせい)、帛和(はくわ)、東陵聖母(とおうりょうせいぼ)、葛玄(かつげん)。
・巻八:鳳綱(ほうこう)、衛叔卿(えいしゅくこう)、墨子(ぼくし)、孫博(そんはく)、天門子、玉子(ぎょくし)、沈羲(しんぎ)、陳安世(ちんあんせい)、劉政(りゅうせい)。
・巻九:茅君(ぼうくん)、孔安国、尹軌(いんき)、介象(かいしょう)、蘇仙公(そせんこう)、成仙公、郭璞(かくはく)、尹思(いんし)。
・巻十:沈文泰(しんぶんたい)、渉正(しょうせい)、皇化(こうか)、北極子、李修(りしゅう)、柳融(りゅうゆう)、葛越(かつえつ)、陳永伯(ちんえいはく)、董仲君(とうちゅうくん)、王仲都、離明(りめい)、劉京(りゅうけい)、清平吉(せいへいきつ)、黄山君(こうざんくん)、霊寿光(れいじゅこう)、李根(りこん)、黄敬(こうけい)、甘始(かんし)、平仲節、宮嵩(きゅうすう)、王真、陳長(ちんちょう)、班孟(はんもう)、董子陽(とうしよう)、東郭延(とうかくえん)、戴孟(たいもう)、魯女生(ろじょせい)、陳子皇(ちんしこう)、封衡(ほうこう)。
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