小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
販売開始しました。 |
|
|
《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆（鬼塚サヤ）の孫として生まれた鬼塚宏樹（主人公＝私）は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のＫ市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
|
| 隋唐演義 |
| ズイトウエンギ |
| 小説 |
中国、明代康煕（こうき）３４年（１６９５）刊行の歴史小説で、いわゆる隋唐物語（ずいとうものがたり）の一つ。『隋唐両朝史伝』『隋史遺文（ずいしいぶん）』『隋煬帝艶史（ずいようだいえんし）』などの内容をつづり合わせたようなもので、褚人穫（ちょじんかく）の編。全百回。
隋が全国統一を成し遂げるところから物語は始まり、隋の滅亡、唐建国と続くが、秦叔宝（しんしゅくほう）や花木欄（かもくらん）といったこの時代の英雄の話は最初の五分の一ほどで終わってしまう。
しかし、物語はさらに続き、則天武后（そくてんぶこう）の時代、玄宗皇帝の時代となり、楊貴妃（ようきひ）一族が没落した安史（あんし）の乱（７５６～７６３）まで扱われる。そして、玄宗皇帝と楊貴妃は隋の煬帝と朱貴児（しゅきじ）の生まれ変わりだったとわかって物語は終わる。 |
|
|