ようこそ。ここは草野巧のホームページです。
フランボワイヤン・ワールド
中国神話伝説ミニ事典/図書編
フランボワイヤン・ワールド・トップ中国神話伝説ミニ事典目次図書編目次
 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
剪灯新話
セントウシンワ
小説
 中国、明代初期の短編小説集。文人・瞿佑(くゆう)(1341~1417)の作。志怪小説(しかいしょうせつ)、伝奇小説(でんきしょうせつ)の伝統をひくもので、怪奇な物語20篇を収めている。日本で一般的に「怪談牡丹灯籠(かいだんぼたんどうろう)」として知られている怪談は、この本に収められた「牡丹燈記(ぼたんとうき)」がもとになっているなど、日本にも大きな影響を与えた。たとえば、江戸時代に浅井了意(あさいりょうい)の書いた『伽婢子(おとぎぼうこ)』には『剪燈新話』のほとんどが翻案されているし、上田秋成の『雨月物語(うげつものがたり)』には「浅茅(あさじ)が宿」(愛卿伝(あいきょうでん))、「仏法僧」(龍堂霊怪録)、「吉備津の釜」(牡丹燈記)などの翻案がある。

→牡丹燈記
Copyright(C) 草野巧 All Right Reserved