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フランボワイヤン・ワールド
中国神話伝説ミニ事典/図書編
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
太平経
タイヘイキョウ
経典
 中国道教の初期の経典のひとつ。後漢末、張角(ちょうかく)はこの経典を読んで黄巾(こうきん)の乱を指導し、太平道を興したといわれる。
 混乱する地上世界を救済し、太平の世をもたらすにはどうすればいいかが『太平経』の教えの中心テーマである。簡単にいえば、天は人間の行為を逐一監視しており、自然や人倫が調和すれば太平の世が実現するというのである。
 『太平経』がいつごろどのように成立したかははっきりしない。前漢時代には甘忠可が『包元太平経』12巻を著し、成帝に献上するということがあった。後漢の順帝のときには宮崇(きゅうすう)という者が、その師の于吉(うきつ)が手に入れたという神書『太平青領書』100巻あまりを献上したことがあった。これらの書が『太平経』の前身としてよく取り上げられている。
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