小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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博物志 |
ハクブツシ |
事典 |
西晋(せいしん)の宰相も務めた張華(ちょうか)(232~300)が撰述した民族風物詩。全10巻。各地の地理、動植物、服飾器物、人物など、百般の事物を網羅し、神話伝説や不思議な事柄などについても数多く記された百科全書的書物で、後代の様々な文献に引用されている。七夕伝説について記されたもっとも古い本でもある。
大プリニウスの『博物誌(はくぶつし)』はNaturalis historia (Natural History)で直訳すれば「自然史」だが、これが日本で「博物誌」と翻訳されたのは張華の『博物志』が知られていたからだといわれる。 |
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