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フランボワイヤン・ワールド
中国神話伝説ミニ事典/図書編
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
老子化胡経
ロウシケコキョウ
経典
 道家の祖とされる老子(ろうし)がインドへ行き、そこで釈迦となって四方の人々を教化したという伝説を主張する一連の経典の総称。西晋(せいしん)の恵帝時代(在位290年~306年)の道士・王浮(おうふ)の作った『老子化胡経』が最初のものだと伝えられる。
 司馬遷(しばせん)の『史記(しき)』「老子韓非列伝」では周の滅亡を予感した老子は函谷関(かんこくかん)という関所の長官・尹喜(いんき)のために『老子(ろうし)』を書き残したが、函谷関を出てから行方不明になったという。このため、その後の老子はインドで釈迦となり人々を教化したという伝説(老子化胡説)が生まれた。これを経典化し、仏教より道教の方が優れていると主張しようとしたのが『老子化胡経』である。
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