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| 女媧 |
| ジョカ |
| 中国神話/ミャオ（苗）族神話 |
| 人類創造神、婚姻の女神 |
夫である伏羲（ふっき）とともに人類の祖として崇拝された人頭蛇身の女神。
ミャオ（苗）族の神話では、女媧は伏羲の妹だった。二人がまだ子供だったとき、天から落ちてきた雷神が自分の歯を一本抜いて与えた。この歯を土に埋めるとひょうたんが生えてきた。まもなく大洪水が起こり、人類は絶滅してしまうが、女媧と伏羲はひょうたんの中に隠れて無事に生き延びた。それから、二人は夫婦となり、人類の祖となったという。
天と地が出来上がったばかりのころ、この世には山も川もあるのに人類だけがいなかったため、女媧がたった一人で泥をこねて人類を作ったという神話もある。このとき、女媧は人類自身で子孫を残せるように、婚姻制度なども整えたという。この後、天を支える四本の柱が折れるという大事件があったが、これを見た女媧は五色の石を練って天を補修し、巨大な亀の足を切って天の柱としたという。 |
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