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フランボワイヤン・ワールド
中国神話伝説ミニ事典/神様仙人編
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李鉄拐
リテッカイ
道教
八仙
 八仙の一人。片足の仙人で、常に鉄丈(てつじょう)を携えていたので鉄拐という称号を与えられたという。一説によると足が悪いのは生まれながらで、西王母の教えを受けて仙人となり、東華教主に封じられ、鉄丈を授けられた。その鉄丈を投げると龍になり、それに乗って昇天したといわれる。
 もともと足は悪くなく、立派な体格だったという伝説もある。あるとき、崋山で老君(老子)と会う約束があり、「わしは体はここに残して、魂だけ崋山に出かける。七日たっても帰らなかったらわしの体を火葬してもよい」と弟子にいって出発した。ところが、母が急病になったというので、六日目に弟子は大慌てで先生の体を火葬して家に帰ってしまった。七日目に戻った李鉄拐はすでに自分の体がなくなっていたので、偶然にも道端に倒れていた片足の乞食の体に乗り移った。このために李鉄拐は醜い姿になったのだという。
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