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烏斯蔵国 |
ウシゾウコク |
西遊記 |
国 |
中国明代の小説『西遊記』で、玄奘三蔵と孫悟空が猪八戒に出会った国。元代から清代にかけて、中国では中央チベットのことを烏斯蔵と呼んでいた。ただし、『西遊記』の中ではチベットらしく描かれているわけではない。
三蔵と悟空は黒風山黒風洞で黒大王を懲らしめた後、西に進んで烏斯蔵国国境あたりの高老荘という村に至った。ここで三蔵らは金持ちの高太公の世話になったが、この太公が末娘の婿のことで困っているという。そこで話を聞いてみるとその婿というのが福陵山雲桟洞をねぐらにする猪八戒だったのである。
→福陵山雲桟洞 |
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