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フランボワイヤン・ワールド
中国神話伝説ミニ事典/地名編
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華清池
カセイチ
中国歴史
 中国唐代に玄宗皇帝と楊貴妃のラブロマンスの中心舞台となった温泉。長安(現在の西安)の北東30km、驪山の麓にある。
 この地に温泉があることは秦漢時代ころから知られていた。
 644年に唐の太宗李世民がこの地に離宮「温泉宮」を作らせ、玄宗皇帝時代の747年に「華清宮」と改称され、湯井を「華清池」と呼んだ。
 楊貴妃(719~756)は蜀の生まれで、名は玉環。16歳の時、美人(官名)に選ばれて宮殿に入り、玄宗の子、寿王の妃となった。
 そんな彼女に一目ぼれした玄宗が、彼女を女道士に出家させて離宮内に住まわせたのが740年。以来、玄宗皇帝は毎年に秋にあると華清宮を訪れ、春までの期間を楊貴妃とともに過ごした。このため、華清宮は冬の間は唐の政治の中心地として大いに繁栄した。
 しかし、安史の乱の混乱の最中、746年に楊貴妃が殺され、それと同時に華清宮も衰微することになった。この後、華清宮は一度は修復されたが、9世紀後半の黄巣の乱後は完全に廃れてしまった。

→驪山
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