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フランボワイヤン・ワールド
中国神話伝説ミニ事典/地名編
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咸陽
カンヨウ
中国神話・歴史
都城
 中国古代、戦国時代の秦の都。現在の陝西省咸陽市の北東約10kmにある。
咸陽城は紀元前350年、孝公のときに建設された。咸陽は「咸(み)な陽」という意味がある。咸陽は渭水の北、九嵕(ソウ)山の南にあるが、川の北、山の南はともに陰陽の陽であるため咸陽となった。
 前227年、燕の太子丹は荊軻を刺客として始皇帝を暗殺を企んだ。結局荊軻は暗殺に失敗するが、この事件が起きたのは咸陽の咸陽宮だった。始皇帝の時代の前212年、咸陽城では手狭になったことから、渭水の南に新しい都を作ることになり、阿房宮の建設が始まった。

→阿房宮
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