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フランボワイヤン・ワールド
中国神話伝説ミニ事典/地名編
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枯松澗火雲洞
コショウカンカウンドウ
西遊記
洞窟
 中国明代の小説『西遊記』で、紅孩児(こうがいじ)という妖怪が住んでいた山中の谷の洞窟。山の名は六百里鑽頭号山(ろっぴゃくりさんとうごうさん)。三蔵一行は烏鶏国(うけいこく)を出て西に進んでこの地に至った。
 紅孩児は号は聖嬰(せいえい)大王で、牛魔王(ぎゅうまおう)と羅刹女(らせつにょ)の子だった。手下を引き連れ、山中の山神、土地神らを困らせていた。悟空でも適わないほどの魔力を持っていたが、助けに来た観音菩薩にはかなわず、最後は仏門に入った。
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