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朱紫国 |
シュシコク |
西遊記 |
国 |
中国明代の小説『西遊記』で、玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)一行が訪れた国の一つ。一行は七絶山稀柿衕(しちぜつさんきしどう)を越えてさらに旅を続けてこの地に至った。
このころ、朱紫国の国王は重い病にかかっていた。三年前、麒麟山獬豸洞(きりんさんかいちどう)に住む妖怪の賽太歳(さいたいさい)が現れ、愛する妃を誘拐されてしまったからだった。そこで、悟空は薬物の知識を生かして国王の病を癒(い)やした上で、獬豸洞に乗り込み賽大祭を退治して、妃を取り戻した。
→七絶山稀柿衕、麒麟山獬豸洞 |
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