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青竜山玄英洞 |
セイリュウサンゲンエイドウ |
西遊記 |
山・洞 |
中国明代の小説『西遊記』で、辟寒(ひかん)大王・辟暑(ひしょ)大王・辟塵(ひじん)大王という魔王たちが住んでいた天竺国(てんじくこく)の洞窟。玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)一行は竹節山盤桓洞(ちくせつざんばんかんどう)の九霊元聖(きゅうれいげんせい)を退治して後さらに旅を続けて、金平府の慈雲寺を訪れた。
ここで、この地の人々が妖魔に苦しめられているのを知った悟空はすぐにも退治に向かい、青竜山玄英洞に至った。
しかし、三人の魔王は強力だった。実は魔王たちは犀の精が変じたものであり、二十四宿の四木禽星(きんせい)でなければ捕まえることができない魔物だった。そこで、悟空は天界から四木禽星すなわち角木蛟(かくぼくこう)、斗木獬(とぼくかい)、奎木狼(けいぼくろう)、井木犴(せいぼくかん)の応援を得て、魔王たちを退治した。
→竹節山盤桓洞 |
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