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雷沢 |
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神話 |
湖沼 |
中国の太湖(たいこ)のことだといわれている。現在の江蘇省(こうそしょう)南部にある。
神話によると、雷沢には雷神が住んでいた。また、はるか昔には雷沢のあたりに華胥氏(かしょし)の国があり、そこに娘が住んでいた。娘には名がなく、ただ華胥氏とよばれていた。この華胥氏という娘があるとき雷沢に出かけるとその近くに巨大な雷神の足跡があった。娘は何の気になしにその足跡を自分の足で踏んでみたが、そうすると不意に何かを感じ、妊娠した。こうして生まれてきたのが伏羲(ふっき)だという。
伏羲は、三皇五帝とよばれる中国神話時代の帝王の中でも、最初に中国を治めたとされる神である。 |
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