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驪山(麗山) |
リザン・レイザン |
中国神話・伝説 |
山 |
始皇陵(しこうりょう)、華清池(かせいち)、驪山の老母の伝説などで有名な中国の山。長安(ちょうあん)(現在の西安)の東にある。
華清池は唐の玄宗(げんそう)皇帝と楊貴妃(ようきひ)で有名な温泉地だが、この地に温泉があることは秦(しんだい)代から知られていた。
伝説によると、秦の始皇帝がこの地で神女と出会ったとき礼儀を守らなかったところ、神女が唾を吐きかけた。その唾がかかったところにかさぶたができたので始皇帝が慌てて謝ると、その傷が治るようにと神女が温泉を湧き出させた。その温泉が人々に利用されるようになったという。
驪山の老母は驪山に住む仙女で、悩める道士の前に現れ、道教の経典の解読法を伝授したという伝説がある。
→始皇陵、華清池、長安 |
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