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フランボワイヤン・ワールド
水滸伝の豪傑たち
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
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イオの末裔
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《内容》
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イオの末裔
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地煞星
ちさつせい
黄信
こうしん
 梁山泊での順位  38位
 持ち場  騎兵軍小彪将兼斥候担当頭領
 特技  喪門剣
 あだ名  鎮三山(ちんさんざん)
 出身地・前歴  前歴:青州軍総指揮官
青州軍の総指揮官で、青州にある清風山、二竜山、桃花山の山賊たちを一網打尽にしてやると豪語していた。このことから、三山を鎮めるという意味で鎮三山と呼ばれた。
上官に忠実な軍人だが腕前はイマイチ
 黄信は地煞星が生まれ変わった好漢である。百八星のうち天コウ星以外の72人の星はすべて地煞星と呼ばれるが、黄信の星の名はそれと同じである。
 もともと青州軍の総指揮官だった黄信は、軍の長官だった秦明とは親しい仲で、その武芸は秦明から習いうけた。ただ、軍人らしく戦いを恐れることはなかったが、鎮三山と豪語するほどの腕前はなかった。梁山泊入山後の戦いでも、黄信は強敵の前に何度か不覚をとったことがある。黄信は騎兵だったので戦争では目立ちやすいはずだが、個人的な活躍の場面はほとんどなかった。だが、最後まで勇敢に戦い抜き、方臘討伐後まで生き残った一人となった。
黄信の物語
◆霹靂火の秦明に誘われてあっさりと寝返る

 青州軍総指揮官だった黄信はあるとき青州長官慕容知府の命令で精兵五十名を率いて地方軍事基地がある清風鎮の町に向かった(第33回)。清風鎮の副長官花栄が清風山の山賊と手を結んだと報告があったためだった。清風鎮に着くと、基地の長官・劉高が山賊の一味だという一人の男を黄信に見せた。花栄がその男を清風山に逃がそうとしたのを、劉高が密かに捕まえたのだという。実はその男が宋江だったのだが、黄信は宋江の顔を知らなかった。そして、すぐにも花栄を捕らえるための作戦を考え、劉高に伝えた。
 その翌日、朝食の時刻ころに、黄信は花栄の宿舎を訪ねた。「慕容知府の命令でまいりました。この清風鎮の文官(劉高)と武官(花栄)の仲がうまくいっていないようなので、わたしを仲裁によこしたのです。本部に酒宴の支度ができておりますからすぐにおいでください」と黄信はいった。花栄が何も疑わずについてくると、黄信は花栄を本部の広間に案内した。そこで、黄信はまず劉高に杯を勧め、次に花栄に勧めた。最後に自分が杯を受け取るとあたりを眺め回したあと、それを床に投げつけた。と、作戦どおり、幔幕の影から四五十人の兵が飛び出してきて花栄をねじ伏せて捕まえたのだ。
 それから、花栄と宋江を護送車に乗せた黄信と劉高はともに馬に乗り、百五十人の兵に警護させて青州へと向かった。ところが、しばらく進んだところで兵たちが立ち止まり、前方の森の中からこちらの様子をうかがっている者たちがいるといいだした。「すぐに陣をしけ」と黄信は命じた。そして、恐れることなく前方に進み出てみると、森の中から400~500人ほどの子分を従えた清風山の燕順、王英、鄭天寿が現れ、通り賃三千貫を出せと脅してきた。「無礼な強盗どもめ」黄信は怒鳴り、銅鑼を打ちならさせて、喪門剣を振り回しながら燕順めがけて馬を走らせた。ところが、黄信一人に相手は三人でかかってきたので、とうてい勝てそうになかった。まずいと思った黄信はさっさと馬を走らせて清風鎮へ逃げ帰った。黄信が逃げてしまったので兵たちも逃げだし、花栄と宋江は山賊たちに奪い取られ、劉高は捕らえられて殺されてしまった。
 清風鎮に逃げ帰った黄信は兵たちに四方の門を警戒させた上で、青州城に応援を頼んだ。そして数日間は日夜防備を固め、町の中でじっとしていた。
 と、しばらくして青州軍長官の秦明がたった一騎で町を訪ねてきた。その秦明がいうには、黄信からの連絡を受けた後、すぐにも五百の人馬を率いて清風山を襲ったが、山賊にやられて人馬のすべてを失い、青州にも帰れなくなり、いまは寝返って清風山の山賊の仲間になっているのだという。そして秦明は、清風山には有名な宋江もいるから黄信も仲間に入らないかと誘った。これを聞いた黄信は秦明のことを敬っていたのですぐにも寝返って彼らの仲間に加わった。このとき、黄信は花栄と一緒に護送車に乗せた男が宋江だということをはじめて知らされた。
 間もなく、宋江と花栄に率いられた山賊たちがやってくると黄信はすぐにも吊り橋を下ろし、基地の中に招き入れた。そして、山賊たちが花栄の家族を救出し、劉高一家を皆殺しにした後、山賊とともに清風山に入った。
 数日して、黄信までもが山賊になったことを知った青州から大軍が派遣されるという情報が入り、宋江が梁山泊に身を寄せようといいだしたので、黄信は花栄、秦明らとともに梁山泊へと向かい、梁山泊入りした(第35回)。
梁山泊入山後の活躍
◆すべての戦争を戦い抜き凱旋後は青州に赴任する
政和7年 7月、江州で処刑されそうになった宋江と戴宗を救出する。黄信は晁蓋や花栄らとともに旅商人に変装して町に侵入し、処刑場のそばで暴れまくって宋江と戴宗の救出に貢献した(第40回)。
政和8年 1月ころ、祝家荘戦争起こる。まだ本格的な戦いが始まるよりも前に黄信は宋江の命令で道を探りに行き、敵に捕らえられてしまった(第48回)。

冬、呼延灼率いる梁山泊討伐軍と戦う。黄信は最初の戦いで敵の矢をうけて負傷し、養生のために戦線を離脱した(第55回)。
宣和元年 春、史進、朱武らが樊瑞率いる芒碭山の山賊退治に出かけ、黄信は公孫勝らと一緒に救援に出かけた(第59回)。

4月ころ、第一回目の曽頭市との戦争が起こる。黄信は晁蓋が編成した曽頭市攻撃軍に加わった。黄信は町には入らず外側から攻撃部隊を援護した(第60回)。

秋、盧俊義と石秀を救出するための北京攻撃軍に加わる(第63回)。

冬、関勝率いる朝廷軍が梁山泊に攻め寄せる。呼延灼が関勝軍に寝返ったように見せる作戦が取られ、黄信は関勝を信用させるために、戦場で呼延灼と戦うふりをした(第64回)。
宣和2年 正月、盧俊義・石秀救出作戦が実行される。黄信は北京攻撃軍に編入される(第66回)。

1月ころ、梁山泊討伐軍の指揮官に凌州の二将・単廷珪と魏定国が任命される。黄信は関勝、宣贊、郝思文、林冲とともに凌州近くで単廷珪、魏定国の軍を攻撃した(第67回)。
宣和3年 夏、童貫率いる朝廷軍と戦う。梁山泊軍は九宮八卦の陣を敷き、黄信は大将・林冲の副将として西門の位置の部隊を指揮した(第78回)。
宣和4年 3月、梁山泊が朝廷に帰順する。

4月ころ、遼国戦争が始まり、黄信は宋軍の副将として出征する。

檀州攻略後、宋軍は進軍する兵を二隊に分け、黄信は宋江麾下の軍に編入される(第84回)。

昌平県境での最終決戦。梁山泊軍は九天玄女の法を用い、黄信は林冲の副将として、敵の木星の陣に攻撃を掛けた(第89回)。

田虎討伐戦始まる。

盧俊義軍が陵川城を攻略する。黄信は花栄らとともに騎兵を率いて戦う(第91回)。

蓋州城攻略戦。黄信は孫立、史進らとともに伏兵となり、敵の援軍を撃退した(第92回)。
(宣和5年) 蓋州攻略後、宋軍は兵を二隊に分け、黄信は盧俊義麾下の軍に編入される(第93回)。

汾陽府での戦い。魔法使い・馬霊と戦うため宋江軍から公孫勝が救援に来ると、黄信は楊志らとともに公孫勝の戦いに加勢した(第99回)。

威勝城攻略戦。黄信は陳達らとともに北門を奪う働きをした(第100回)。

王慶討伐戦始まる。

宛州城攻略戦。黄信は関勝らとともに宛州城東方に伏兵を敷き、敵の援軍を撃退した(第105回)。

南豊州での最終決戦。宋軍は九宮八卦の陣を敷き、黄信は林冲らとともに西門の一隊を率いた(第109回)。
宣和5年 方臘討伐戦始まる。

潤州攻略後、宋軍は陸路の兵を二隊に分け、黄信は宋江麾下の軍に編入され、常州、蘇州へ向かった(第112回)。

常州での戦い。黄信は関勝の指揮下に第一陣として常州城外へ押し寄せ、敵将・趙毅(ちょうき)と互角の戦いを演じた(第112回)。

蘇州での戦い。無錫県の戦いで、敵方から選ばれた8騎兵と宋軍から選ばれた8騎兵がそれぞれ一騎打ちをすることになり、黄信は敵将・郭世広と戦い引き分けた(第113回)。

杭州攻略後、宋軍は兵を二隊に分け、黄信は盧俊義麾下の軍に編入され、歙州へ向かった。

方臘討伐戦に勝利し、東京に凱旋する。黄信は官爵を授けられ、その後は青州で役人として暮らした。
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イオの末裔
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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
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 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。

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