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フランボワイヤン・ワールド
海の冒険者たち
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。


カリブの海賊・バカニーア
第二章 バカニーアの冒険

1.スペイン船を狙え

 バカニーアの獲物は、財宝や貴重な貿易品、奴隷などを満載した商船である。とくに狙われたのはスペインの商船だった。
 カリブ海域にはスペインの植民地が数多くあった。16世紀には、アメリカの土地はほとんどがスペインのものだったと考えていい。もちろんスペインは、現在イスパノアメリカ(旧スペイン領)と呼ばれる地域においても、そのすべての場所に植民を行ったわけではない。スペイン人たちは黄金に餓えており、食欲だったので、あまり利益にならない土地には興味を示さなかった。
 これに対し、17世紀初頭から、スペインと敵対するヨーロッパ諸国がこうした土地に本格的な植民を開始した。イギリスのジェームズタウン、フランスのケベック、オランダのマンハッタン島などがそうだ。カリブ海においても、こうした事情は変わらなかった。

 いうまでもなく、これらの植民活動はスペインと決定的に対立するものだった。そんなわけだからスペイン船を襲うかぎり、ヨーロッパ各国はバカニーアに対してもある程度寛大だったのである。

 さらに、17世紀のヨーロッパは、「30年戦争(★4)」や3次に渡る「英蘭戦争(★5)」などが勃発し、非常に緊張していた。このような緊張関係が直接、遠いカリブ海にも飛火し、関係は複雑を極めたのである。


◆脚注◆
★4 30年戦争
 ドイツのプロテスタント派とカトリック派の対立に端を発したキリスト教内部の宗教戦争。新教徒(プロテスタント)保護の名目をかかげ、各国が干渉したため国際的な戦いとなった。1618~1648年。

★5 英蘭戦争
 1651年、クロムウェルが制定した「航海条例」(中継貿易で利益を得ていたオランダを締め出すため、イギリスに出入りする船を直接取引国のみに限定した法律)に端を発した英蘭間の戦い。3次(1652~54、65~67、72~74)にわたり海上権と植民地の獲得を争ったが、イギリス優勢のうちに「ウェストミンスター条約」で終結。新大陸オランダ領のほとんどがイギリス領となった。
カリブの海賊・バカニーア目次
●第一章:カリブ海を荒らしまわるバカニーア|1.カリブ海の無法者2.初期のバカニーアたち3.カリブ海に散らばったバカニーア
●第二章:バカニーアの冒険|1.スペイン船を狙え2.バカニーア時代の初期の船長たち3.バカニーアの掟4.総勢400人の大海賊船団5.バカニーアの悲惨な最期
●第三章:バカニーアの総本山|1.トルチュガ島の時代2.バカニーアの生活3.海賊都市ポート・ロイヤル
●第四章:バカニーアの船|1.バカニーアの船と17世紀の造船術
●第五章:残虐非道のヘンリー・モーガン船長|1.ヘンリー・モーガンの名声2.火船作戦で危機を脱出3.ヘンリー・モーガンのパナマ攻略
●第六章:バカニーア時代の黄昏|1.海賊の時代は終わった2.カリブ海を逃げ出した海賊とパイレーツ
海賊学

 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
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