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フランボワイヤン・ワールド
海の冒険者たち
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。


ヴァイキングの来襲
第七章 エピローグ

1.ヴァイキング時代の幕切れ

 スカンジナビア三国によるヴァイキング活動は、約250年に渡り活発かつ広範囲に行われた。しかし、それは終わった。ヴァイキング時代の終わりは、始まりがそうだったように急激に訪れた。
 1066年のロロ大公の子孫ウィリアム征服王によるイングランド征服以降、あれほど活発だったヴァイキング活動はほとんど行われなくなった。まるで、全開だった水門が一瞬のうちに閉じられてしまったかのように。

 これにはいろいろな理由があった。最も大きな理由は、スカンジナビア三国においては基本的に人間の絶対数が少ないということだった。人口の過剰があるにはあったが、長期に渡るヴァイキング活動によって、徐々にだがその数は安定し始めていた。
 さらに、ヴァイキングが植民可能な土地がなくなったことで、植民活動はごく自然に衰えた。スカンジナビア各国間で、王国をめぐる争いが決してなくならなかったことも、海外進出に歯止めをかけた。

 この後、ヴァイキングたちは徐々にキリスト教化され、他国に進出していたヴァイキングたちは、その土地に完全に同化されていったのである。
ヴァイキングの来襲目次
●第一章:略奪者ヴァイキング//|1.ヴァイキング時代の開幕2.ヴァインキングの正体は?
●第二章:ヴァイキング、東へ西へ//|1.ヨーロッパ中に出現したヴァイキングの猛威2.数回にわたり同じ都市に来襲
●第三章:ヴァイキング船、来襲す!//|1.船はヴァイキングの誇り2.ゴクスタッド船3.ヴァイキングの航海方法4.いろいろなヴァイキング船
●第四章:ヴァイキングの戦い//|1.ヴァイキングの武器と防具2.ヴァイキングの戦闘方法3.ヴァイキングの軍事基地
●第五章:ヴァイキングの生活//|1.ヴァイキングの農場2.ヴァイキングの農場での暮らし3.交易や略奪への旅
●第六章:ヴァイキングの社会と法律//|1.スカンジナビア社会の状況2.家族のきずなと復讐劇3.ヴァイキングの集会4.決闘と追放
●第七章:エピローグ//|1.ヴァイキング時代の幕切れ2.平和喪失者と植民活動…もうひとつのヴァイキング
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