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フランボワイヤン・ワールド
海の冒険者たち
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
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イオの末裔
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大英帝国を築いた海賊たち
第五章 ガレオン船の時代

2.ガレオン船とイギリス艦隊とゴールデン・ハインド号

■ガレオン船の構造

 ガレオン船の発達は、大砲の発明・普及と無関係ではない。大砲の出現が海戦の方法を一変した。中世の海戦は、海戦というより白兵戦だった。当時主力だったガレー船で敵船に体当たりした後は、まるで陸上の戦いのように兵士同士が剣を交えるのである。

 しかし、近世の海戦はまったく違っていた。海の上で、戦艦同士が大砲を打ち合うのである。こうなると、絶対に大砲の数が多い方が有利である。そこで、ガレオン船はたくさんの砲を積めるように大型化した。そのかわり、砲戦となれば兵士の数は少なくてすむ。乗務員のための船首楼や船尾楼が小さくなり、船全体がスマートになったのはこのためである。

 大砲の数が多くなり、船が大型化するにつれて、船体の階層化が進んだ。初期のガレオン船では大砲は主に主甲板に据えられたが、大型化するにつれて専用の砲甲板を持つようになった。
 大砲の数は、船の大きさによって当然異なるが、基本的に第一砲列は改良カルバリン砲、第二砲列はデミ・カルバリン砲だった。このほか携帯キャノン砲が船尾楼などに据えられた。

■ジョン・ホーキンズとイギリス艦隊の整備

 ガレオン船はキャラック船に比べるとはるかにスマートである。この傾向は時代と共にさらに進み、戦闘能力を向上させていく。
 しかし、イギリスにも高い船首楼や船尾楼こそ敵を威圧するために必要だと主張する時代錯誤の指揮官は存在していた。こうした中にあって、ガレオン船の戦闘能力を向上させ、イギリス艦隊を整備したのはジョン・ホーキンズだった。

 サン・フアン・デ・ウルアにおいて、ドレークと共に苦杯をなめたホーキンズは、以後陸上の仕事に専念したが、1578年にイギリスの艦政府主計官にまで出世した。これは海軍を統括する重要な地位である。
 ここでホーキンズは、イギリス主力艦であるガレオン船の改善に取り組んだのである。改善点は2つあった。1つは、大砲の数を増やし、しかも砲身の長い長射程の大砲に統一することだった。当然、砲甲板の数は増えていき、船は大型化した。もう1つは、「レース・ビルド・シップ」だった。これは、「丈の低い船」という意味で、船首楼や船尾楼が高々とそびえる「ハイ・チャージド・シップ」と対立するものだった。さらに、船の全長を船幅の3倍に伸ばすことで、帆走性能も一気に向上させたのだった。

 こうして整備された新しいイギリス艦隊が、1588年の無敵艦隊来襲に立ち向かったのである。この時ドレークが乗ったリベンジも、ホーキンズの提言によって造られた新しいガレオン船だった。

◆ゴールデン・ハインド号◆
 ガレオン船の船体は普通、複数の甲板で階層化されていた。
 ①船倉、②砲甲板、③主甲板、④士官居住区というのが基本的な分け方だった。
 一般的な兵士たちには部屋はなかった。彼らは常に砲の間で生活した。船底部分はバラストといわれ、船を安定させるための砂や石が積まれた。水漏れもよく起こったから、船底にはビルジ・ポンプが据えられ、排水できるようになっていた。

 ドレークが世界周航を成し遂げたゴールデン・ハインド号は3本マストのガレオン船で、幅6m、全長 30m、排水量100トン程度の小さな帆船だった。この船に80人が乗り組み世界を周航したのである。
 当時のガレオン船としては意外と質素で、耐久性に優れ、操舵性もよかったらしい。
 操舵手は船尾甲板から顔だけを出す形で舵をとった。これでは前方がよく見えないのは当たり前で、後甲板には常に操舵を指示する船員が立っていたと考えられる。船首楼に立つ船員が後甲板に立つ船員に指示を送り、その指示が舵手に伝えられるという形だったのではないだろうか。かに私室も持っていた。ドレークの私室は船尾楼の部分にあった。
 小さな船なので構造も簡単だった。主甲板の下に2層の船倉があり、その下がバラストだった。主甲板の最後部に船長室があった。ここは食事や会議を行う公の船長室で、ドレークはこのほかに私室も持っていた。ドレークの私室は船尾楼の部分にあった。
全長:26m
幅:6m
排水量:100トン
武装:第1砲列 18ポンドカルバリン砲14門
第2砲列 9ポンドデミカルバリン砲12門
大英帝国を築いた海賊たち目次
●第一章:海賊が作った大英帝国の基礎|1. 60万ポンドをもたらした大遠征2.サー・フランシス・ドレークの誕生3.エリザベス期のイギリス人の野心と現実
●第二章:ドレークを育てたイギリスの大航海時代|1.イギリス人による北西・北東航路の探求2.最も危険な南西航路
●第三章:ジョン・ホーキンズと悪名高い奴隷貿易|1.ドレークを育てた港町プリマスとジョン・ホーキンズ2.サン・フアン・デ・ウルアの事件
●第四章:ドレークの時代と世界周航|1.復讐のための聖なる略奪2.不屈の執念で成し遂げた財宝略奪3.フランシス・ドレークの世界周航計画4.ドレーク海峡の発見5.カカフェゴ号とドレーク流の略奪6.ドレーク湾の銘板と最大の危機
●第五章:ガレオン船の時代|1.キャラック船からガレオン船へ2.ガレオン船とイギリス艦隊とゴールデン・ハインド号
●第六章:無敵艦隊を打ち破る|1.ドレークの先制攻撃2.無敵艦隊とイギリス艦隊3.ドレークの個人行動4.カレー沖の火船作戦5.無敵艦隊の敗走とイギリスの勝利
●第七章:フランシス・ドレークの最期|1.プリマス市長そして最後の遠征
●第八章:英国の政界制覇への道|1.オランダの台頭と二大海洋国家の激突
海賊学

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