小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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出エジプト記 |
モーセによるエジプト脱出(5) |
モーセ |
Moses|「引き出す」|ヘブライ語 |
■エジプト王を襲った12の奇跡
前13世紀頃に、エジプトで奴隷状態になっていたイスラエルの民を率いてエジプトを脱出したイスラエルの偉大な宗教的指導者。
イスラエルのレビ族の子として産まれたが、エジプト人がイスラエル人を迫害したため、誕生後すぐにパピルスの篭に入れられてナイル川に捨てられた。
それをエジプト王女が拾い上げたことから、彼は養子として王宮で育てられた。
しかし、成人した後にイスラエル人に鞭打っていた一人のエジプト人を殺してしまい、ミディアンの土地に逃れた。
そこでモーセは祭司エトロの娘ツィポラと結婚、2人の子をもうけた。
ところが、彼が80歳のとき、シナイ山の燃える柴の中に神が顕現し、民族解放の使命を彼に与えたのである。
彼は兄アロンとともにエジプト宮廷に乗り込むと、王に向けて民族の解放を訴えた。
このとき、彼は神の力によってアロンの持つ杖を蛇に変えたり、ナイル川の水を血に変えるなど12の奇跡を起こした。
こうした奇跡によって王の心を恐れさせ、ついにイスラエル人のエジプト脱出を認めさせたのである。
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