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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(65)
民数記
異民族との戦い(1)
シホン
Sihon|「一掃する」|ヘブライ語
■悩んだ末の大失策


 死海の東北方面に住んでいたアモリ人の王。自らの領土と民を守るため、侵略者であるイスラエルと戦ったが力及ばなかった。
 長いことパランの荒野にとどまっていたイスラエルの人々は、エジプトを出てから40年目についに大移動を開始した。
 彼らのルートは死海東部を迂回するもので、途上に住むカナン人やエドム人との間に争いが起こった。それでも彼らは死海東部を北上し、アモリ人の土地に入った。
 この際、モーセはアモリ人の王シホンに使者を送り、イスラエル人がその領内を通過できるように許可を求めた。けっして迷惑はかけないからというのである。したがって、このときシホンが通過の許可を与えていれば、国が滅ぼされることはなかったかも知れない。
 しかし、大量の異民族が通過するとなれば争いが起こらないとはいえまい。
 シホンはいろいろと悩んだ末、イスラエル人の通過を拒否した。
 が、この選択は失敗に終わり、死海北東のアルノン川からヤボク川までの領土を奪われてしまったのである。
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登場人物で読む聖書の物語 第二章 目次
第二章■出エジプトとカナン侵攻の時代
(BC1300年ころ)
◆モーセのエジプト脱出と、後継者ヨシュアによるカナン侵攻の開始

第二章について
●モーセによるエジプト脱出//|ラメセス2世シフラヨケベドエトロモーセツィポラミリアムフル
●十戒と律法//|アロンナダブベツァルエルアビフイタマルシェロミト
●荒野の旅//|エリツルナフションホバブエルダド
●カナン偵察隊//|シャムアカレブ
●荒野での内乱//|コラダタンエルアザル
●異民族との戦い//|シホンオグバラクバラムジムリ
●約束の地カナンへの侵攻//|ヨシュアラハブアカンアドニ・ツェデクヤビン
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