小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
販売開始しました。 |
|
《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
|
民数記 |
荒野の旅(1) |
エリツル |
Elizur|「私の神は岩である」|ヘブライ語 |
■人口調査
イスラエルの民がシナイの荒野にいた頃のルベン族のリーダー。
人々がシナイの荒野に住むようになって9カ月ほどたったとき、荒野に住むイスラエル人たちの人口調査が行われた。このとき、人口調査の担当者に任命されたのは各部族のリーダーを務める者たちで、その中にエリツルも含まれていた。
人口調査は、共同体全体を召集し、氏族ごとに20歳以上の男子を1人1人点呼して戸籍登録するという方法で行われた。
20歳以上の男子とは兵役に就くことのできる者のことで、人口調査の結果登録された者の総計は60万3550人だった。
人口調査の単位となった部族は、ヤコブの子である12部族が基本だが、ヨセフについては2人の子の家系であるエフライム族とマナセ族が別個のものとされている。
レビ族については、人口調査は行われなかった。
神の命令で、レビ族の人たちは、祭司職を担当したアロンの子孫たちを含めて、宗教的公務を担当する特別な集団とされていたからである。彼らは居住地も特別で、いつも神の幕屋の周辺に住み、幕屋や祭具の運搬、管理、警護などを行ったのである。
|
|
|