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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(74)
ヨシュア記
約束の地カナンへの侵攻(5)
ヤビン
Jabin|「彼は理解する」|ヘブライ語
■イスラエル迎撃戦、失敗す


 ガリラヤ湖北方の町ハツォルの王。彼の治めるハツォルはその地方の盟主といえる町であり、ヤビンも相当に優れた王だったに違いない。
 イスラエルは死海西方一帯で勢力を拡大した後、さらにカナン北方に進出し、その地方の人々と戦った。
 イスラエルの勢いはすさまじく情勢はカナン人に不利だった。
 このようなときヤビンは、周辺の町や部族と連合してイスラエルに対抗した。
 すぐにも、数え切れないほどの兵が召集された。軍馬や戦車の数も多かった。
 しかし、イスラエル軍指導者ヨシュアはガリラヤ湖西北の泉の豊富な土地に集結したカナン軍を急襲によって撃破した。
 イスラエル人たちは逃げる敵兵を数十キロも追撃して壊滅させた。それからハツォルの町を攻め、全住民を殺し、町に火をつけて焼いた。
 こうして、イスラエルはカナン北部でも力を持つようになり、結果的にパレスチナの大半の部分を占めるようになった。もちろん、いまだ制圧されていない都市も多かったので、戦いは完全に終わったわけではなかった。
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登場人物で読む聖書の物語 第二章 目次
第二章■出エジプトとカナン侵攻の時代
(BC1300年ころ)
◆モーセのエジプト脱出と、後継者ヨシュアによるカナン侵攻の開始

第二章について
●モーセによるエジプト脱出//|ラメセス2世シフラヨケベドエトロモーセツィポラミリアムフル
●十戒と律法//|アロンナダブベツァルエルアビフイタマルシェロミト
●荒野の旅//|エリツルナフションホバブエルダド
●カナン偵察隊//|シャムアカレブ
●荒野での内乱//|コラダタンエルアザル
●異民族との戦い//|シホンオグバラクバラムジムリ
●約束の地カナンへの侵攻//|ヨシュアラハブアカンアドニ・ツェデクヤビン
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