小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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出エジプト記 |
十戒と律法(3) |
ベツァルエル |
Bezalel|「主の影の中に」|ヘブライ語 |
■神の聖所を造った細工師
工芸や細工に関して天才的能力を持っていたイスラエル人の技術指導者。
シナイ山麓の荒れ野にやって来たイスラエルの民は、その場所に約2年間とどまることになるが、この期間の初めに人々は神のための幕屋や祭壇などを建設した。
この建設事業に際して、神から直接に事業の最高指導者に指名されたのがベツァルエルである。彼の助手にはベツァルエルに匹敵する才能を持ったオホリアブが指名され、さらに才能ある多くの者たちがその下で働いた。
幕屋は祭壇などが設置された聖なる場所で、聖書によれば、幅4.5m、奥行き13.5m、高さ4.5mあり、布製の幕で覆われたテントのような建物だった。
幕屋の周りには幅22.5m、奥行き45mの庭があり、高さ2.5mの幕で囲まれていた。
幕屋の構造や設備については、燭台や壁板、垂れ幕など1つ1つの部品についてまで細かな決まりがあり、ベツァルエルは厳密にそれに従って幕屋の建設を指導した。
しかし、幕屋は人々が移動するときには、分解して持ち運ぶ必要があった。したがって、実際はもっと簡素なものだったろうといわれている。
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