小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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出エジプト記 |
十戒と律法(2) |
ナダブ |
Nadab|「神は厭わない」|ヘブライ語 |
■十戒
アロンの長男。
シナイ山において神がモーセに現れ、イスラエルの民と契約を結んだ際に父アロンおよび兄弟のアビフ、エルアザル、イタマルとともに祭司に任命された。
エジプトを出てから3カ月目に、イスラエルの人々がシナイ山の麓に着くと、神がモーセに語りかけ、アロン、ナダブ、アビフ、および70人の長老と一緒にシナイ山に登るように命じた。ただし、モーセの他は聖域には入れなかったので、山の入口にとどまった。
モーセが山に登ると神が現れ、イスラエルの人々に命令を与え、契約を結んだが、その中でアロンやナダブたちが祭司に任命された。
さらに神はイスラエルの人々が守らなければならない律法の中でも最も基本となる10の戒律”十戒”を記した2枚の石版をモーセに与えた。
こうしたことからも、ナダブが神よって選ばれた特別な人だったことがわかる。
にもかかわらず、彼はかなりおっちょこちょいで、後に神の祭壇の香炉に規定に反する炭火を入れてしまい、弟のアビフと一緒に神の怒りで焼き殺されてしまった。
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