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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(60)
民数記
カナン偵察隊(1)
シャムア
Shammua|「神に聞かれた」|ヘブライ語
■約束の地カナンを探る12人の偵察隊


 神が約束した土地カナンを偵察するために選ばれた偵察隊の1人。逞しい、健康な若者だったのだろうが、勇気に欠けていた。
 イスラエルの人々がシナイ半島中央部のパランの荒野にいたとき、指導者モーセは12部族ごとに1人を選んでカナンの偵察に派遣した。
 シャムアはルベン族の代表として偵察隊に選ばれた。
 彼らはパランの荒野から東北方向へと進み、ツィンの荒野、ネゲブ地方を通過して、死海西方にあるヘブロンの町まで上った。そして、その住民が多いか少ないか、強いか弱いか、よい土地であるかどうかなどを調べた。ぶどう、ざくろ、いちじくなどの作物も採集して調べた。
 40日後に彼らは共同体のもとに戻り、調査結果を報告した。
 それによれば、カナンはよい土地だが、住んでいるのは巨人であり、町は頑丈な城壁に囲まれているため、侵入するのは不可能ということだった。
 偵察隊の多くの者が、シャムアも含め、カナン侵入に否定的な意見を述べた。
 しかし、これは神の意志に反することだったので、偵察隊の多くの者が間もなく疫病で死んでしまった。
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登場人物で読む聖書の物語 第二章 目次
第二章■出エジプトとカナン侵攻の時代
(BC1300年ころ)
◆モーセのエジプト脱出と、後継者ヨシュアによるカナン侵攻の開始

第二章について
●モーセによるエジプト脱出//|ラメセス2世シフラヨケベドエトロモーセツィポラミリアムフル
●十戒と律法//|アロンナダブベツァルエルアビフイタマルシェロミト
●荒野の旅//|エリツルナフションホバブエルダド
●カナン偵察隊//|シャムアカレブ
●荒野での内乱//|コラダタンエルアザル
●異民族との戦い//|シホンオグバラクバラムジムリ
●約束の地カナンへの侵攻//|ヨシュアラハブアカンアドニ・ツェデクヤビン
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