小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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ヨシュア記 |
約束の地カナンへの侵攻(4) |
アドニ・ツェデク |
Adonizedek|「正義の主」|ヘブライ語 |
■5本の木にかけられた5人の王
指導者ヨシュアの率いるイスラエル軍が、エリコやアイの町を攻めた頃のエルサレムの王。
ヨシュアの快進撃を知るや、すぐにもヘブロン王ホハム、ヤルムト王ピルアム、ラキシュ王ヤフィア、エグロン王デビルらと同盟を結び、イスラエルが支配していた町ギブオンへと攻め上った。
ところが、ギブオンでの戦いは圧倒的に不利だったうえ、敗走する兵めがけて大きな雹が降り始め、剣で殺された者よりも多くが死んでしまった。
この敗勢を挽回するには夜になるのを待って態勢を立て直す以外になかったが、このときヨシュアが神に祈ったので、太陽は天空で動くのをやめ、エルサレム連合軍が壊滅するまで日が暮れなかったのである。
アドニ・ツェデクら連合軍の王たちは付近の洞穴に逃げ込んだが、もはやどうにもならなかった。
やがて、彼らは捕らえられるとヨシュアの前に引き出され、イスラエル軍のすべての指揮官に首を踏みつけられた。それから打ち殺され、5本の木にかけられ、夕方までさらされたのである。 |
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