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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(75)
士師記
最初の士師オトニエル(1)
オトニエル
Othniel|「わたしの力は神である」|ヘブライ語
■約束の地カナンの分割――最初の士師


 イスラエルの最初の士師で、ユダ族の英雄。
 カナン侵入後、指導者ヨシュアは死に、イスラエル全体を強力に束ねるような巨大なリーダーはいなくなった。
 この頃、イスラエルの人々は部族ごとにパレスチナの土地を分割して暮らすようになっており、ユダ族の人々はエルサレムやヘブロンの町を滅ぼし、死海西方の土地に住み始めていた。
 しかし、イスラエルによる土地支配はまだまだ不完全で、すべての土地を支配下においたわけではなかった。
 ユダ族では族長カレブが、デビルの町を攻めようとしていた。
 この戦いで活躍したのがオトニエルで、この功績によってカレブの娘アクサを妻に迎えた。とても有能な男であり、イスラエル全体の中でも際立っていた。
 メソポタミアの王クシャン・リシュアタイムがイスラエルに力を及ぼし、8年間に渡って重税を課し続けたとき、オトニエルはイスラエル全体のために戦いに臨み、敵を撃ち破ってイスラエルを解放した。
 こうして、イスラエルの英雄となった彼は、王として以降40年間もイスラエルを平穏に治めたのである。 
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 登場人物で読む聖書の物語 第三章 目次
第三章■士師の登場から王国の時代へ
(BC1200~1000年ころ)
◆イスラエル12部族を救う英雄たちの物語と王の登場

第三章について
●最初の士師オトニエル//|オトニエルアクサクシャン・リシュアタイム
●左利きの士師エフド//|エフドエグロン
●女士師デボラ//|デボラバラクシセラヤエル
●士師ギデオン//|ギデオンヨアシュプラオレブゼバイエテル
●反逆者アビメレク//|アビメレクヨタムガアルゼブル
●士師エフタ//|エフタ
●怪力サムソンの活躍//|サムソンマノアデリラ
●士師時代の善悪//|ミカ
●異邦人ルツの物語//|ルツナオミボアズ
●最後の士師サムエル//|サムエルエルカナペニナハンナ
●大祭司一族の堕落// |ホフニエリピネハスイカボドエルアザル
●初代王サウル//|ヨエルキシュサウルナハシュアガグ
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