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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語◆第三章について
第3章 士師の時代から王国へ
(BC1200~1000年ころ)



 この章では、旧約聖書の『士師記』『ルツ記』と、『サムエル記』の一部分に登場する人々を紹介している。
 モーセの跡を継いだ偉大な指導者ヨシュアによって、イスラエル民族は約束の地カナンへの侵入を果たしたが、ヨシュアの死とともに民族全体をまとめるような偉大な指導者は失われた。このため、イスラエル民族は部族ごとに別々に暮らすようになり、全体としての勢力の低下を招いた。
 しかも、カナン及び周辺の地には先住民がおり、イスラエル人の生活を脅かした。
 イスラエル人の間には〈士師〉と呼ばれる英雄が登場し、かろうじて民族の独立を守ったものの、国家としての体裁を持たないイスラエル民族の苦労は大きかった。こうしたことがあって、やがて人々はイスラエル民族全体をまとめる国王の擁立を望むようになり、イスラエルに王制が導入されることになった。
 ここで紹介するのは、このような時代を生きた人々の物語である。
 主な物語と登場人物は次のようになっている。


【士師たちの活躍】

 ヨシュアの死後、イスラエル民族が民族としてのまとまりを失いかけていた時代に、先住民や周辺民族から独立を守るために戦った〈士師〉と呼ばれる英雄たちの物語を扱っている。

●最初の士師オトニエル//|オトニエルアクサクシャン・リシュアタイム
●左利きの士師エフド//|エフドエグロン
●女士師デボラ//|デボラバラクシセラヤエル
●士師ギデオン//|ギデオンヨアシュプラオレブゼバイエテル
●反逆者アビメレク//|アビメレクヨタムガアルゼブル
●士師エフタ//|エフタ
●怪力サムソンの活躍//|サムソンマノアデリラ
●士師時代の善悪//|ミカ

【ルツの物語】

 士師が活躍した時代に、義母のために献身的に尽くしたルツという女性の物語を扱っている。ルツはのちのダビデ王の曾祖母に当たる女性である。

●異邦人ルツの物語//|ルツナオミボアズ

【最後の士師と最初の王】

 士師の時代の最後に登場した指導者サムエルから、イスラエルの初代王となったサウルの物語を扱っている。

●最後の士師サムエル//|サムエルエルカナペニナハンナ
●大祭司一族の堕落// |ホフニエリピネハスイカボドエルアザル
●初代王サウル//|ヨエルキシュサウルナハシュアガグ
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