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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
フランボワイヤン・ワールド・トップ登場人物で読む聖書の物語目次
 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(83)
士師記
女士師デボラ(4)
ヤエル
Jael|「野生の山羊」|ヘブライ語
■敗将を釘で貫き通す


 カイン人(ケニ人)ヘベルの妻。
 カナンの将軍シセラは、イスラエル軍との戦いに敗れるとヤエルの天幕に逃げ込んだが、ヤエルはシセラを殺した。
 カナンの王ヤビンとヘベルの一族は友好関係にあり、ヤエルは本来ならシセラをかくまうべきだったが、そうしなかった。
 ヤエルは心優しい女性であり、カナンの支配に苦しむイスラエルの人々に普段から同情心を持っていたのだろう。
 シセラが自分の天幕に逃げてきたとき、ヤエルは喉が渇いたという彼にミルクを飲ませ、布で彼を隠した。
 シセラは彼女がてっきりかくまってくれるものと思い、布の陰でじっとしていた。
 しかし、彼女は天幕の釘をとり、槌を手にしてシセラが隠れている布に近づくと、彼のこめかみに釘を打ち込んだのである。
 疲れきって熟睡していたシセラは逃げることもできず、釘は頭を突き抜けて地面にまで突き刺さった。
 こうしてシセラは死んだ。
 その後、ヤエルはシセラを追ってきたイスラエル軍司令官バラクを見つけ、あなたが捜している人がいますといって、すでに死んでいるシセラを差しだしたのである。 
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 登場人物で読む聖書の物語 第三章 目次
第三章■士師の登場から王国の時代へ
(BC1200~1000年ころ)
◆イスラエル12部族を救う英雄たちの物語と王の登場

第三章について
●最初の士師オトニエル//|オトニエルアクサクシャン・リシュアタイム
●左利きの士師エフド//|エフドエグロン
●女士師デボラ//|デボラバラクシセラヤエル
●士師ギデオン//|ギデオンヨアシュプラオレブゼバイエテル
●反逆者アビメレク//|アビメレクヨタムガアルゼブル
●士師エフタ//|エフタ
●怪力サムソンの活躍//|サムソンマノアデリラ
●士師時代の善悪//|ミカ
●異邦人ルツの物語//|ルツナオミボアズ
●最後の士師サムエル//|サムエルエルカナペニナハンナ
●大祭司一族の堕落// |ホフニエリピネハスイカボドエルアザル
●初代王サウル//|ヨエルキシュサウルナハシュアガグ
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