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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
フランボワイヤン・ワールド・トップ登場人物で読む聖書の物語目次
 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(105)
サムエル記
最後の士師サムエル(4)
ハンナ
Hannah|「優雅」|ヘブライ語
■「その子の一生を主に捧げます」


 士師サムエルの母。誠実さゆえに苦しむタイプだが、最後には報われた。
 夫エルカナのもう1人の妻ペニナには子があるのにハンナにはなく、彼女は大いに苦しんだ。
 ある年、例年の習慣で彼女の家族はシロの町に巡礼に来たが、ここでもまた子供のことでペニナにいじめられ、ハンナは苦しくて生け贄の食事も取れなかった。
 彼女はついに意を決し、食事の後で神殿の前に進み出て、神に祈った。
「主がわたしの苦しみを忘れずに男の子を授けてくださるなら、その子の一生を主に捧げます」。
 彼女は必死だったので、時間を忘れて祈り続けたが、大祭司のエリは、何故か彼女を酔っぱらいと勘違いしている。
 しかし、彼女から事情を聞くと、「安心して帰りなさい。イスラエルの神が、あなたの乞い願うことをかなえてくださるように」と慰めた。
 すると、確かに神は彼女の願いを聞き入れてくれたようで、しばらくして彼女は妊娠し、男の子を生んだのである。
 これがサムエルだったが、彼女は神との約束を忘れず、赤子が乳離れするとすぐに大祭司エリの手に委ねたのだった。
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 登場人物で読む聖書の物語 第三章 目次
第三章■士師の登場から王国の時代へ
(BC1200~1000年ころ)
◆イスラエル12部族を救う英雄たちの物語と王の登場

第三章について
●最初の士師オトニエル//|オトニエルアクサクシャン・リシュアタイム
●左利きの士師エフド//|エフドエグロン
●女士師デボラ//|デボラバラクシセラヤエル
●士師ギデオン//|ギデオンヨアシュプラオレブゼバイエテル
●反逆者アビメレク//|アビメレクヨタムガアルゼブル
●士師エフタ//|エフタ
●怪力サムソンの活躍//|サムソンマノアデリラ
●士師時代の善悪//|ミカ
●異邦人ルツの物語//|ルツナオミボアズ
●最後の士師サムエル//|サムエルエルカナペニナハンナ
●大祭司一族の堕落// |ホフニエリピネハスイカボドエルアザル
●初代王サウル//|ヨエルキシュサウルナハシュアガグ
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