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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(16)
創世記
アブラハムの家族(1)
アビメレク
Abimelech|「王は私の父である」|ヘブライ語
■悪いのは誰だったのか?


 カナン南部にあるペリシテ人の町ゲラルの王。アブラハムの妻サラを側女にして、危うく過ちを犯しそうになった。
 アブラハムは一族を連れて放浪しながらいくつもの町に住んだが、一時期ゲラルの町に住んだことがあった。
 このとき、アブラハムは妻サラに彼の妹だと名乗らせた。サラは美しかったので、もしも妻だといえば、人々がアブラハムを殺して彼女を手に入れようとすると考えたからだ。
 が、この警戒心がかえって問題を起こすことになった。
 ゲラルの王アビメレクがサラの美しいのを見て、側女として彼女を召し入れたのである。幸い、アビメレクは正しい人物だったので、大きな過ちを犯す前に神が現れ、サラをアブラハムに返すように告げた。そうしなければゲラルの民すべてを殺すというのである。
 アビメレクは慌てふためいてアブラハムを訪れると、彼が嘘をついたことを責めた。
 しかし、すべての出来事の疑惑をはらすため、最後には羊、牛、奴隷、銀など多くの財産をアブラハムに与え、好きなところに住むことを許したという。
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登場人物で読む聖書 第一章 目次
第一章■創世神話と族長の時代
(~BC1500年まで)
◆最初の人類アダムから、民族の名祖ヤコブと12人の息子たち

第一章について
●人間の誕生//|アダムエバアベルカインセト
●聖人エノクの天界旅行//|エノク
●大洪水とノアの家族//|ノアセム
●バベルの塔//|ニムロド
●民族の父アブラハムの活躍//|アブラハムケドルラオメルマムレベラ
●ソドムとゴモラの滅亡//|ロトモアブ
●アブラハムの家族//|アビメレクピコルハガルサライシュマエルイサクリベカエサウマハラト
●イスラエルの名祖ヤコブの活躍//|ヤコブラバンラケルレアディナシケム
●エジプトに売られたヨセフ//|ヨセフポティファルアセナトルベンシメオンベニヤミン
●ユダヤ人の祖ユダの物語//|ユダオナンヒラタマル
●神に試されたヨブ//|ヨブ
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