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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(25)
創世記
イスラエルの名祖ヤコブの活躍(1)
ヤコブ
Jacob|「取って代わられた」「かかと」|ヘブライ語
■神と取っ組み合った男「イスラエル」


 イサクとリベカの間に産まれた双子の次男。アブラハムの一族の第3代族長で、イスラエル民族の名祖である。悪賢く、本来なら兄エサウが族長になるところを、術策を用いてその権利を奪い取った。
 しかし、イスラエル民族の祖先である古代の遊牧民の間では、悪賢さはけっして人間の欠点ではなかったし、それ以外の点では、彼は平和を好む物静かな人物だった。
 エサウから長子の権利を奪い取ったときにも、エサウが激怒するや、ヤコブはメソポタミア地方の町ナホルまで逃げ出している。
 その地には母リベカの兄ラバンが住んでおり、ヤコブはラバンにだまされ、20年間もその地に留まることになった。
 しかし、彼は転んでもただでは起きない人物で、最後にはラバンの娘2人を嫁にし、ラバンの財産の大半を手に入れた。
 カナンの地へ戻る途中の川の岸辺で、ヤコブは闇夜に川の神と取っ組み合いをするという経験をした。
 このとき、川の神はヤコブにイスラエル(神と争う者)と名乗るように命じた。このため、ヤコブに誕生した12人の男子の名が、イスラエルの12部族の名となった。
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登場人物で読む聖書 第一章 目次
第一章■創世神話と族長の時代
(~BC1500年まで)
◆最初の人類アダムから、民族の名祖ヤコブと12人の息子たち

第一章について
●人間の誕生//|アダムエバアベルカインセト
●聖人エノクの天界旅行//|エノク
●大洪水とノアの家族//|ノアセム
●バベルの塔//|ニムロド
●民族の父アブラハムの活躍//|アブラハムケドルラオメルマムレベラ
●ソドムとゴモラの滅亡//|ロトモアブ
●アブラハムの家族//|アビメレクピコルハガルサライシュマエルイサクリベカエサウマハラト
●イスラエルの名祖ヤコブの活躍//|ヤコブラバンラケルレアディナシケム
●エジプトに売られたヨセフ//|ヨセフポティファルアセナトルベンシメオンベニヤミン
●ユダヤ人の祖ユダの物語//|ユダオナンヒラタマル
●神に試されたヨブ//|ヨブ
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