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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(41)
ヨブ記
神に試されたヨブ
ヨブ
Job
■神に試された信仰者


 紀元前5世紀ころ書かれた『ヨブ記』の主人公。信仰者の理想とされる人物。
 紀元前10世紀以前の族長時代に死海南方の地に住んでいた大富豪で、信仰心が強く、無垢だった。
 ところが、あるときサタンが神にいった。
「ヨブが利益もないのに神を敬うでしょうか」
 たとえヨブでも、不幸になれば神を呪うというのである。
 すると、神はサタンにヨブを不幸にすることを許した。このためヨブはあっという間に不幸になり、財産も子供も失い、不快な病気に苦しめられた。
 ヨブの妻はいった。
「どこまで無垢でいるのですか。神を呪って死ぬ方がましでしょう」
 だが、ヨブは答えた。
「お前まで愚かなことを言うのか。わたしたちは、神から幸福をいただいたのだから、不幸もいただこうではないか」
 しかし、やがて耐えかねたヨブはついに神を呪った。
 このとき神の言葉がヨブに臨み、彼は神の意図が人間には計り知れないことを覚り、悔悛した。そして、神はヨブを苦しめることをやめたので、ヨブは以前に増して幸福になったのである。
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登場人物で読む聖書 第一章 目次
第一章■創世神話と族長の時代
(~BC1500年まで)
◆最初の人類アダムから、民族の名祖ヤコブと12人の息子たち

第一章について
●人間の誕生//|アダムエバアベルカインセト
●聖人エノクの天界旅行//|エノク
●大洪水とノアの家族//|ノアセム
●バベルの塔//|ニムロド
●民族の父アブラハムの活躍//|アブラハムケドルラオメルマムレベラ
●ソドムとゴモラの滅亡//|ロトモアブ
●アブラハムの家族//|アビメレクピコルハガルサライシュマエルイサクリベカエサウマハラト
●イスラエルの名祖ヤコブの活躍//|ヤコブラバンラケルレアディナシケム
●エジプトに売られたヨセフ//|ヨセフポティファルアセナトルベンシメオンベニヤミン
●ユダヤ人の祖ユダの物語//|ユダオナンヒラタマル
●神に試されたヨブ//|ヨブ
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