小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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サムエル記 |
少年ダビデVS巨人ゴリアト(3) |
ゴリアト |
Goliath |
■無敵の巨人兵士
後のイスラエル王ダビデと一騎打ちをしたペリシテ軍の巨人戦士。見るからに恐ろしく、身長3m、うろことじの鎧の重さが60kg、青銅の槍の柄は機織りの巻棒のように太く、鉄の穂先だけで7kgあった。
ダビデがまだ少年だった頃、イスラエルとペリシテ人との間で戦争が起こった。
この戦争に、ダビデの3人の兄が召集されており、彼は父の使いで兄たちに差し入れをしに、戦場であるエラの谷に出かけた。
ここで、ダビデはペリシテ軍がゴリアトを送り出し、イスラエルに一騎打ちの決戦を挑んでいることを知り、自らが戦うことを王に申し出たのである。
勝利の報酬として大金と王女が与えられるというのも魅力だった。
サウル王はダビデを見ると、こんな少年に何ができるかと思ったが、ダビデは自分はライオンや熊も倒したことがあると訴えた。
こうして少年ダビデは、自分の杖と5つの石と石投げ紐だけを持ってゴリアトに挑み、一目見ただけで彼を馬鹿にしたゴリアトの頭を石で打ち砕いて倒し、サウル王にも認められることになったのである。 |
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